書評

SNSで「いいね」がもっともらえそうな本!「伝え方が9割」

会話本オタクid8による「本書の評価と感想」


SNSで「いいね」がもっともらえそうな本!

評価:3.8 out of 5 stars (3.8 / 5)

博報堂のコピーライターである著者が長年編み出した「伝え方」の方法論。どのように伝えれば相手を惹き付けることができるのか、とても納得できる具体例を交えながら分かりやすく解説してくれています。

本書で紹介されている「伝え方」が身につけば、twitterやInstagram, FacebookなどのSNSで「いいね」がもっともらえそうな気がします!

会話本オタクid8による「3分で読めるあらすじ紹介」


第1章 伝え方にも技術があった!

「伝え方」は学校で学びませんが、伝え方次第で面接や商談の成否が分かれます。本書では伝え方はセンスではなく、技術であることを教えてくれます。

例えば、単に「これお願いできる?」と言うのではなく、「いつもありがとう、◯◯さん。これお願いできる?」と依頼すれば、相手は感謝する言葉によって依頼を拒否しにくく、名前を言われることで気持ちに応えたくなります。

また「事件は現場で起きてるんだ!」よりも、「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」といった正反対のコトバを使うと、相手の心をグッと動かしやすくなります。

このように、「伝え方」には技術があり、第一章では「伝え方」の技術を学ぶ重要性について著者が教えてくれます。

第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術

第2章では、「ノー」を「イエス」に変える3つのステップが紹介されています。

  1. 自分の頭の中をそのままコトバにしない
  2. 相手の頭の中を想像する
  3. 相手のメリットと一致するお願いをつくる

例えば、「デートしてください(ステップ1)」だと断られる可能性が高そうですが、「相手はイタリアンが好き」(ステップ2)→「おいしいパスタのお店があるけれど、一緒に行かない?」(ステップ3)と誘えば、相手から良い返事がもらえそうですね。

イエスに変える7つの切り口

3つのステップのうち、ステップ2「相手の頭の中を想像する」ことは簡単なことではありません。そこで本書では、そのヒントとなる7つの切り口が紹介されています。

  1. 相手の好きなこと
    • 「4分ほどお待ちいただけますか?」→「できたてをご用意致します。4分ほどお待ちいただけますか?」
  2. 嫌いなこと回避
    • 「芝生に入らないでください」→「芝生に入ると農薬の臭いがつきます
  3. 選択の自由
    • 「この案どうですか?」→「A案とB案がありますが、どちらがよろしいですか?」
  4. 認められたい欲
    • 「残業お願いできる?」「キミの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」
  5. あなた限定
    • 「自治会のミーティングに来てください。」→「他の人が来なくても、斎藤さんだけは来て欲しいんです。」
  6. チームワーク化
    • 「勉強しなさい」→「いっしょに勉強しよう」
  7. 感謝
    • 「トイレを綺麗に使ってください」→「トイレを綺麗に使っていただき、ありがとうございます。

これは私の実体験ですが、いつもなら注文するとすぐにコーヒーを提供してくれる某チェーン店で「今から挽きたてのコーヒーをご用意致しますので、少々お待ちいただけますか?」と店員さんに言われ、思わず心の中で「ラッキー!」とつぶやいてしまいました。

第3章 「強いコトバ」をつくる技術

第2章だけでも実践的なテクニックが多数紹介されていますが、第3章では、同じ内容でも相手を強く惹きつけるコトバの使い方について伝授してくれています。

  1. サブライズ法
    • 「好き」→「好き
    • 「今日はいい天気」→「信じられないくらい今日はいい天気」
  2. ギャップ法
    • 「あなたが好き」→「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
  3. 赤裸々法
    • 「感動した」→「目が真っ赤になるくらい感動した」
  4. リピート法
    • 「何度もトライした」→「何度も何度もトライした」
  5. クライマックス法
    • 「(伝えたい話)」→「これだけは覚えておいてほしいのですが、(伝えたい話)」

さいごに

本書で紹介されているテクニックは今日からすぐに使えそうなものばかりでした!とは言っても急に全てのテクニックが使えるようにはならないので、本書を定期的に読み返してコツコツと「伝え方」を磨いていこうと思います。もっとたくさん皆様からの「いいね」がもらえるように私も頑張ります!笑